カメラやレンズを持ち運ぶのにどんなバッグを使っていますか?
僕は今まで普通のリュックを使っていましたが、今回カメラバッグを導入して使ってみました。
その率直な感想と、街中でも浮かない今一押しのカメラバッグ5選を紹介したいと思います。
僕がカメラ用のバッグを購入したのは、
・カメラやレンズの破損防止のため
・撮影中に普通のバッグだと使いづらかった
という理由があったからです。
カメラやレンズはとても高価なものですから、移動の際は特に気をつかいますよね。
でも僕は「お金かけてまでカメラバッグって必要?いつも使ってるバッグで良くない?」と思い、今まで導入していませんでした。
価格も安いものでも1万円程度〜のものが多いので、できれば今持っているバッグで済ませたい人も多いはず。
結論として、僕はカメラ用のバッグは必要だと思います。その理由と使った感想を紹介します。
- カメラバッグって必要?普段のバッグじゃダメなの?
- カメラバッグを持つメリットは?
- どんなバッグを選べば良い?
- 普段のバッグを活用する方法はある?
- おすすめのカメラバッグは?
【筆者が愛用しているバッグ】
僕が使用しているのは【HAKUBA】のリュックタイプカメラ用バッグです。
カメラバッグを購入するにあたり以下の条件にこだわって選びました。
- 予算1万円程度
- 機材を守る衝撃耐性
- 中身の出し入れのしやすさ
- ノートパソコンが入る収納力
- 街中で背負っていても不自然じゃないデザイン
今までは普通のリュックを使っていましたが、このカメラバッグに替えてから使いやすさに感動しました。
同じカメラバッグはこちら↓
カメラバッグとして普段のバッグは使えないのか?
僕はカメラバッグを買う前は、普段使っているリュックを使用していました。
レンズやカメラをタオルで包んでリュックに突っ込んでいただけです。
結論として、普段使いのバッグをカメラバッグとして使うのはおすすめしません。
いや、正確には「使えるけどリスクがあるし、とても使い勝手が悪い」というのが僕の結論です。
機材同士がぶつかったり、移動時に落としてしまうなどのリスクがあることに不安を感じていたのが購入理由の1つです。
また、使い始めて気づいたことは、普段のバッグとカメラ用バッグでは使い勝手に雲底の差があるということ。
カメラバッグとは、カメラ本体はもちろん、交換レンズやメンテナンスグッズなども安全に収納・持ち運びすることができる、まさにカメラのために作られた専用バッグです。
使い勝手や機材の破損リスクを考えたら、もうカメラバッグ以外は怖くて使えないほど。
- 仕切りがなく、機材同士がぶつかる
- バッグから取り出したいものがすぐ見つからない
- 落としたりぶつけたりするとカメラやレンズが壊れる可能性が高い
普段使いのバッグは、当然カメラを入れることを想定した作りにはなっておらず、機能面・安全面において満足できるものではなかったです。
しかし、カメラ用バッグを購入してからはこれらの不安や不満は解消できました。
カメラバッグのメリットは「機材を守るだけじゃない」
- 機材同士の衝突を防ぐ
- 機材の出し入れがしやすい
- 衝撃を緩和し、故障のリスクを軽減してくれる
カメラバッグの良い点は、普段用バッグの不満点をそのまま改善してくれることになります。
カメラに特化したバッグですので、移動時のみならず撮影中にも威力を発揮してくれることが本当に多いです。
機材同士の衝突を防ぐ
カメラ用バッグの多くには、カメラ本体・レンズ(数本)・その他アクセサリー類を収納できるクッション性のある仕切りが内蔵されています。
機材ごとに仕切られているため、移動中に中でガチャガチャぶつかってしまうことがなくなります。
移動時や撮影中に余計な心配をしなくて済みますので、精神的にも良いと思った点です。
中の仕切りがマジックテープ式のものならば、カメラやレンズのサイズに合わせて仕切りを動かすことができます。
これは非常に便利ですし、機材も守られているので安心ですね。
機材の出し入れがしやすい
カメラ用バッグは撮影時の機材出し入れもしやすいです。
カメラ機材が一つの収納スペースにまとまっていますし、アクセスしやすい場所に収納されているのでとても使いやすい。
バッグを開けてすぐ目当てのものを取り出すことができるのは、スムーズに撮影する上でとても大事なことなんだと実感しました。
レンズ交換式のカメラを使っている方なら分かると思いますが、普通のバッグでは頻繁にレンズを交換する際にとても不便に感じると思います。
目当てのレンズを取り付けるために毎回バッグを下ろしてガサガサ探らなくてはなりません。
スムーズに撮影するためには、機材の出し入れのしやすさがカギになります。
また、底部がフラットで自立するものであればより便利です。
自立するタイプのバッグは、レンズ付け替え時などでかなり重宝しますよ。
僕のバッグはチャック1つで機材スペースへアクセスできます。
背負ったまま中身を出し入れできるので、バッグを地面に置きたくない時便利です。
衝撃緩和・故障のリスクを軽減
カメラバッグには外部からの衝撃を緩和してくれるクッション性の高い素材が使われています。
移動中にバッグを壁や障害物などにぶつけてしまう経験はありませんか?
僕も撮影中に歩いて移動する際、壁など障害物にぶつけてしまったことが何度かありますが、カメラ用バッグのおかげで機材が故障したり傷がついたりといったことはありません。
カメラやレンズは安いものではありませんので、万が一の時を考えて堅牢な作りのバッグを使用することも大事なことです。
お気に入りのバッグを使いたい場合
普段使っているお気に入りのリュックやバッグを使いたい場合、カメラ用のインナーバッグを使うという手段もあります。
カメラ機材を収納できる小さな入れ物で、普通のバッグやリュックにしまうことのできるバッグです。
仕切りが付いているので機材同士がぶつかることもなく、安全に持ち運び可能。
カメラバッグよりも安く購入できるメリットがあります。
僕がインナーバッグを買わなかった理由
筆者も当初インナーバッグの購入を考えていましたが、機材を出し入れする際にインナーバッグをいちいちリュックから取り出さないといけないなどの手間があったため、利便性を考え最終的にカメラバッグを選択しました。
どうしてもお気に入りのバッグを使いたい方は、インナーバッグを使うということも選択の1つとしてありだと思います。
>カメラ用インナーバッグ
リュックタイプのカメラバッグはメリットがいっぱい
カメラバッグにも種類がありますが、僕はリュック(バックパック)タイプのカメラバッグをおすすめします。
- 機材の収納スペースが大容量
- 両手がフリーになる
- 移動時にバッグが動いてしまうのを防ぐ
- 三脚を収納できる
- 機材以外のものも収納できるスペースがある
- ノートパソコンを収納できる
- タウンユースにも使える
機材の収納スペースが大容量
リュックタイプはショルダータイプやウエストバッグのものに比べて、大容量の機材を収納できます。
僕のバッグには、レンズを付けた一眼レフカメラ本体とレンズが2〜3本収納できました。
その他に、予備のバッテリー・ブロワー・レリーズケーブル・SDカード・レンズフィルター・カメラグローブなどを入れていますが、まだまだ収納できそうな空きがあります。
機材収納部の蓋がわにはポケットが付いています。
僕はここに予備のSDカードとレリーズケーブルを入れています。
薄めの小物類なら入れられると思います。
機材の容量が多いとバッグが重くなるというデメリットはありますが、レンズをたくさん持っていきたい人や旅行先でも撮影したいという人にはとても便利な点ですね!
両手がフリーになる
背負えるバッグは両手が自由になるメリットがあります。
手提げバッグなどは撮影中どうしても邪魔になってしまいますよね。
リュックなら背負ってしまえば手がフリーになるので撮影に集中できますし、両肩で支えるのでバッグの重さもあまり気になりません。
- 移動中に転倒などのアクシデントで機材を壊したくない
- 一瞬のシャッターチャンスを逃したくない
このような方には【機材は背中で運んでカメラは首から下げておく】というスタイルが適しています。
移動時にバッグが動いてしまうのを防ぐ
体制をずらした時などにバッグがクルッと回ったりすることがあります。
肩から外れたり、最悪バッグを落下させてしまうなんてことがあったらヒヤリとしますよね。
その点、両肩でしっかり背負えるリュックならそんな心配はいらないと実感しました。
また、胸の部分にもバックルが付いているものならより安心して持ち運びができます。
三脚を収納できる
リュックタイプのバッグには三脚を入れられるものも多くあります。
三脚を持って運ぶとなると、なかなか骨が折れますよね。
両サイドに三脚の足を入れるためのポケットが付いているものがあると安心です。
三脚を使わない時はペットボトル入れとしても使えます。
機材以外のものも収納できるスペースがある
バッグ上部に収納スペースが用意されているものが多いです。
着替えやタオルなどを入れるのにちょうどいいですね。
このハクバのバッグは荷物が多い時は上部スペースを広げられますので収納量は十分です。
下部の機材スペースと分かれていますので使い勝手良好。1泊程度の旅行ならこのバッグ1つでも可能です。
唯一の欠点は「上部スペースに収納ポケットが欲しかった」
僕がこのバッグに唯一不満があるのが、上部スペース部分に収納ポケットがないというところ。
機材以外の荷物は上部スペース部分に入れることになるのですが、ポケットが1つもないのでごちゃごちゃしてしまいます。
財布やスマホなどの小物を入れるためのポケットが付いていれば完璧でした。
ノートパソコンを収納できる
リュックタイプならノートパソコンを収納できるものもあります。
ハクバのバッグは背中部分にはサイドに独立したジップが付いており、そこからノートパソコンを収納できます。
薄型のノートパソコンなら楽々入れられます。(写真は13インチのノートパソコンです)
出先でパソコンを使うことがあるので、実はこれが僕がリュックタイプを選んだ1番の理由です。
背面クッションもしっかりしていて、パソコンを衝撃から守ってくれるのでとても重宝しています。
パソコンを持ち歩く人は収納スペースがあるかよくチェックしてみてください。
街中で使っても不自然じゃない
僕は写真撮影に向かう際、バイクに乗って出かけることが多く、見た目にもかなりこだわります。
やっぱりどうせ買うなら、街中でも違和感なく使えるものが良いですよね。
シンプルなデザインのリュックなら、タウンユースでも問題ありません。
以前はカメラバッグといえば「いかにもおじさん用」なデザインが多く、使う場所に気を使いましたが、今はおしゃれなバッグが増えています。
あとでデザインが優秀なカメラバッグを厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
購入前に見ておくところ
カメラバッグを購入する前に、確認しておいた方が良いことがあります。
- 収納部にポケットがあるか
- 機材以外の収納スペースがあるか
- 防水性・防汚性があるか
【収納部にポケットがあるか】
機材収納部が充実していても、小物を入れるポケットがないと使い勝手が悪くなります。
SDカードや予備バッテリー・スマートフォンなどの小さいものは、そのまま入れると探すのに苦労しますので、なるべくポケットが多いものを選ぶのがおすすめです。
【機材以外の収納スペースがあるか】
いくらカメラ用バッグといえど、他に何も入れられないと別にもう1つバッグを持っていかなくてはなりません。
少なくとも財布やスマートフォンなど、最低限の貴重品などが収納できるスペースのあるものを選ぶとバッグが1つで済みます。
【防水性・防汚性があるか】
カメラバッグは中に大事な機材を入れる物ですので雨や汚れは天敵です。
バッグ自体に撥水・防汚処理されているものがおすすめ!
メーカーによっては防水カバーが付属しているものもありますのでよく確認してみましょう。
街中でも違和感なく使えるおしゃれなカメラバッグ5選
僕が次に買い替えるなら欲しいと思うカメラバッグを紹介します。
いかにもなデザインではなく、タウンユースにも違和感なく使えるものを厳選しました。
Endurance(エンデュランス) カメラバッグ Ext Ⅱ
一眼レフユーザーから大人気だった初代モデルを、さらにグレードアップさせた高機能カメラバッグ。
僕が今買うなら1番欲しいバッグです。機能性もデザインも文句なし。
コンパクトなのに大容量の収納スペースが売り。背面部には15インチまでのノートパソコンも収納可能。
こんなに小さいのに超望遠レンズも入るのは魅力的です。
同モデルで迷彩柄バージョンもあります。
かっこいい。
Endurance(エンデュランス) カメラバッグHG
先に紹介したエンディランスExt Ⅱよりも大きく収納量を増やしたグレードアップモデルです。
Ext Ⅱでは収納量が足りない人におすすめ。Ext Ⅱに比べてレンズが1〜2本多く収納できます。
僕のような単焦点好きはレンズが多くなりがちですよね。
たくさんレンズを持っていきたい人にピッタリだと思います。
機材収納部のサイドにジップがあるので、横から出し入れできるのも便利。
こっちも迷彩柄バージョンありです。
欲しい。
Canvas Camera Bag 帆布カメラバッグ
おしゃれでかわいいデザインに僕が一目惚れしたキャンバス生地のカメラバッグです。
アウトドアにぴったりなカラーと若者向けなスタイルで、カメラ女子にも似合いそう。
デザイン性が強いので収納量は少なめですが、普段レンズを1,2本しか持ち歩かないなら十分かと思います。
安くておしゃれなので本気で欲しいと思ったカメラバッグです。
使うレンズを限定して身軽に移動したい時用にちょうどいい!
価格:10,439円 |
TARION カメラバッグXH ゴールド
機材を収納する部分がハードケースになっている防御力マックスなカメラバッグ。
カバー部もフニャフニャにならないので堅牢性のあるバッグです。
撥水加工されているので急な雨から機材を守ってくれます。レインカバー付きなのでどしゃ降りにも対応。
15インチまでのノートパソコンも収納可能です。
他にシルバーカラーもあります。
ELECOM(エレコム)off toco 2STYLEカメラバックパック Lサイズ
こちらのバッグの特徴は、インナーケースを取り外し可能なところ。
カメラ機材を使わない時は普通のリュックとして使用できます。
他のバッグよりもレンズなどの収納面ではやや劣りますが、その分衣類や小物などの収納スペースが多く、旅行にはちょうど良いと思います。
レンズ1,2本で撮影するスタイルの人にはおすすめです。
カメラバッグとしても普通のバッグとしても使える2wayバッグ。
機材はサイドから出し入れできるので、いちいちインナーバッグを取り出す必要はありません。
まとめ:カメラバッグは撮影のための便利アイテム
リュックタイプのカメラバッグは非常に使い勝手が良く、安心して機材を持ち運ぶことができると思います。
- 機材を傷つけたくない
- 機材の出し入れをスムーズに行いたい
という方には、カメラバッグは必須のアイテムです。
写真という趣味を永く続けていくなら、1つは持っておいた方が安心できます。
デザインや予算を決めて、お気に入りのバッグを探してみてください。
僕と同じバッグが欲しい!という方はこちらから購入できます↓