思い切ってカメラを買ってみたものの、何を撮ればいいのか分からない人も多いと思います。
僕自身もそうでした。
「子供の運動会のために買ったけど、ほかに使い道がない」なんてこともあると思います。
せっかくカメラを買ったのなら普段から使わないともったいないです。
今回は何を撮ったらいいのか困っている方に、おすすめの撮影方法を紹介していきます。
カメラ歴7年のポチかめです。
写真は身近な場所でも撮れますので、どんどんシャッターを切ってみましょう!
カメラを持って散歩してみよう
特に撮りたいものが決まっていないなら、カメラを持って近所を散歩しながらのスナップ写真がおすすめ。
普段は気づかなくても、カメラを持って歩いていると思わぬ被写体に出会えることも。
「近くに写真を撮るような場所なんてない」と思うかもしれませんが、意外と撮影スポットは近所にあるかもしれません。
僕の住まいはド田舎です。
有名な施設や観光スポットもありません。
そんな僕が普段スナップしている場所を紹介します。
- 公園
- 川沿いの土手
- 神社やお寺
- 歩道橋の上やビルの屋上
下の写真はお散歩中に撮った写真です。
普段はなんでもない風景でも、ファインダー越しに見るといつもと違った景色に見えます。
最後のドラム缶の写真はモノクロ撮影しただけですが、廃墟感丸出しで気に入ってます。
被写体は身近なところにも無限にあります。
平凡な風景を「作品」に変えてしまうのが、お散歩撮影の醍醐味だと思います。
目に写った風景をどう切り取るかは自分次第ですので、何枚もシャッターを切って理想の構図を探すのも写真の面白いところです。
ちなみに、僕はカメラ購入したての頃、1人で近所の公園へ行ってよく写真を撮っていました。しかも、人が少なくなる夕方頃の時間帯を狙って。
やっぱり最初は人に見られていると緊張するんですよね、カメラって。
なので、道に落ちている空き缶やペットボトルなどを被写体にして写真の練習をしていました。
どんな被写体でも背景をぼかしたり、太陽の光を上手く利用したりすると、写真の印象が結構変わるので面白いです。
撮影に集中するあまり、周りの通行人や車に迷惑がかからないよう注意しましょう。
撮影を待ってくれている人がいたらきちんとお礼を伝えることも大切です。
人物をモデルにしてポートレート撮影
僕はほとんど風景写真やスナップがメイン。でも、「やっぱり人物写真も撮ってみたい!」と思うことがあります。
モデルさんにポーズをとってもらって撮影することを「ポートレート」と言います。
被写体がモデルになるので、背景をキレイにボカしてモデルさんを引き立たせるような写真が撮れたら楽しそうですよね。
でも、周りにモデルさんなんていないし、
どうやって手配するのかも分からないよ。
大体はモデルさんなんて周りにいないですよね。
そんな時は身近な人にモデルをお願いしてみてはどうでしょう。
ポートレート撮影と言っても、なにもいきなりプロのモデルさんにお願いする必要はありません。
まずは、家族や恋人・友人をモデルにポートレート写真の練習をしてみるのがおすすめです。
家族や友人などの、失敗してもトラブルにならない関係の人で練習すると良いと思います。
初対面の人だと失敗したらシャレにならない場合もありますから。
それに、上手く撮れたら周りからも撮影の依頼がくるかもしれません。
そんな時は絶好のチャンスですので、無料でもいいので撮らせてもらうとポートレート撮影の練習になりますよ。
撮影スポット「川」や「森」は田舎住まいの特権
風景写真を撮るのに、森や川はおすすめのスポットです。
- 被写体が無限にある
- 季節・時間帯によって同じ場所でも写真のイメージが変わる
- 人が少なく撮影に集中できる
- コストがかからない
被写体が無数にある
森や川は被写体の宝庫です。
草花や木にもさまざまな種類がありますし、構図の切取り方でいろいろな写真を撮ることができます。
水の動きはシャッタースピードの設定によって写真の印象が大きく変わるので、撮っていて楽しいですよ。勉強にもなりますしね。
季節や時間帯で同じ場所でも写真のイメージが変わる
同じ場所で撮影しても、特に森は印象が大きく変わります。
上の写真は紅葉の時期に撮影しました。
他の季節に訪れれば咲く花や葉っぱの色も変わり、全く違う写真が撮れるんです。
雪の積もる地方ならキレイな雪化粧を撮影できるかもしれません。
風景写真が好きならお気に入りの撮影スポットを見つけておくと、一年中撮影に出かけられますのでおすすめです。
人が少ないので撮影に集中できる
人里離れた場所は人通りが少ないので、じっくりカメラを構えるにはもってこいの場所です。
SNS映えのする人気スポットだとこうはいかないですからね。
人目を気にせず写真を撮りたい人には絶好の練習スポットです。
コストがかからない
なんといってもお金がかからない場所というのは、やはり魅力的ですよね。
写真の上達のためにはたくさん写真を撮る必要があります。
練習するためにもコストのかからない場所選びは重要です。
都会住まいの人はビルや建物を被写体に
都会に住んでいる方は「近くに森や川なんてない!」という人もいると思います。
高層ビルも多いでしょうし、車の交通量も多いと思います。
ぜひ都会の街並みを被写体にしてみてください。
ビルやオフィス街をカメラで撮影なんて、とてもオシャレだと思います。
写真の切り取り方でイメージが変わるので、街のスナップ写真で感性を磨くのも楽しいです。
僕は田舎住まいなので、都会の風景はなかなか撮れません。
キレイな夜景やオフィス街・ビル群をいつでも撮影できるのは都会住まいならではの利点ですよね!
家の中でも写真は撮れる
それでも外で撮影するのは難しいと思うならば、家の中で写真を撮ってみましょう。
生活感あふれる家庭内でも、構図や露出の練習ができます。
下の写真はお気に入りのジッポ。
あえて夜の暗い時間に、電気を暗めにしてマニュアル撮影してみました。
なんとなく雰囲気のある写真。
僕はこれで、暗い中で撮影するにはカメラの設定をどういじれば良いのかを考えられたと思います。
普段目にしている何気ないものでも、カメラと撮影者の腕で「被写体」に変えることができます。
オシャレな食器やお気に入りのギターなどを持っているのであれば、ぜひカメラで写真を撮ってみてください。
普段何気なく目にしているものも、ファインダー越しに見ると全く違う見え方になります。
固定概念に囚われず、自分の感性を信じてシャッターを切ってみましょう!
映えスポットも良いですが、身近な場所でも意外な写真が撮れることもありますよ。
それでも「どこか綺麗な場所で撮影したい!」という方には、埼玉の日本庭園がおすすめ。
1年中綺麗な風景を写真に撮れますので、下の記事を参考にしてみてください。