埼玉県内で写真撮影の練習をしたい方におすすめなスポットが、越谷市にある「日本庭園・花田園」です。
先日紅葉シーズン中に伺ってキレイな庭園風景を楽しみながら写真をたくさん撮ってきました。
とても風情があり、落ち着いた雰囲気の場所でした。
風景写真を撮ろうと思ってもどこへ行けば良いのか悩んでしまうこともありますよね。
埼玉にある「花田苑」は優雅な日本庭園の景色を楽しめる場所ですが、撮影スポットとしてもとてもおすすめです。
僕も実際写真を撮ってきましたので、おすすめの理由と注意点を紹介していきます。
ロケーションが良いので誰でもキレイな写真が撮れてしまいます。
参考までに僕が撮った作例を載せていきます。
ちなみに、「花田苑」は「はなたえん」と読みます。
「花田苑」が撮影スポットにおすすめの理由
- 本格的な日本庭園を撮影できる
- 四季折々の景色を1年中撮影できる
- 平日は人が少なく空いている
- 入園料が安い
- 駐車場・駐輪場が無料
写真を撮るためのスポットととして、おすすめできる点をピックアップしてみました。
気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
本格的な日本庭園を撮影できる
本格的な日本庭園を撮影できる場所ってなかなか無いですよね。
実際僕もこれだけ広い敷地の回遊式日本庭園は初めて訪れました。
景色も素晴らしいですが、木製・石製の架け橋がとても良い雰囲気を出しています。
普段あまり目にしない風景を撮影できるのはとても貴重ですし、何より撮っていて楽しいです。
撮影の腕に自信がなくても、これだけロケーションが素晴らしいと自然とカメラを構える回数が増えました。
被写体の紅葉もキレイですが、背景の木々も丁寧に剪定されていますので、どこを切り取っても美しい写真が撮れます。
庭園の周りは住宅街になっていますが、園内からはそれを全く感じない造りになっていますので撮影に支障はありません。
写真を撮るときは、電線や電信柱などの人工物が気になりますよね。
そういう部分は、ここではほとんど写真に写り込むことはなかったので気になりませんでした。
本格的な日本庭園をじっくり撮影してみたい方におすすめ。
四季折々の景色を1年中撮影できる
今回は11月に伺ったので紅葉シーズンでの撮影でしたが、花田苑はそれぞれの季節ごとに風景を楽しめます。
「桜」「紫陽花」「彼岸花」「水蓮」「紅葉」「雪化粧」など、1年を通して被写体に困ることはありません。
これも撮影場所を探している人にはおすすめなポイントです。
季節の花を撮りたくても、どこへ行けば良いのか分からないこともあると思います。
花田苑でしたら、いつ訪れても四季を感じる写真が撮れるはずです。
平日は人が少なく空いている
撮影場所に人が少ないということは結構重要なポイントです。
良い写真を撮るためには何枚もシャッターを切っておきたいところ。
人が多い中、一定の場所で長時間撮影するのは周りの方に迷惑がかかってしまいますので気が引けます。
それに、風景写真においてはあまり人物を入れたくない場合って多いですよね。
花田苑は平日の場合は比較的空いていますので、写真の練習スポットとして絶好の場所でした。
「ここは人物を入れずに撮りたい」と思った場所がありましたが、少し待てば誰もいない状態で撮影することができました。
桜や紅葉のシーズン中の土日や祝日は混み合うことがあります。
納得できるまでじっくり撮影したい方は平日が狙い目です。
入園料が安い
花田苑への入園料は1人100円と非常に安いのも魅力。
※小学生未満は無料/小学生以下は成人の方の同伴が必要
春夏秋冬それぞれの季節で訪れても年間400円で入園できます。
キレイな撮影スポットに行きたくても、その都度コストがかかると思うと躊躇してしまうこともありますが、このくらいの金額なら無理なく足を運べると思います。
100円でこれほど美しい景色を堪能でき、キレイな写真もたくさん撮れましたので僕は十分満足できました。
時期を変えてまた写真を取りに行きたいと思えます。
駐車場・駐輪場が無料
花田苑には無料で利用できる駐車場・駐輪場が併設されています。
遠方から向かう方にはとてもありがたいですよね。
上の竹林は園内入り口付近にあるのですが、このすぐ裏手が駐車場になっています。
車を降りてすぐ入園できますので、レンズや三脚などの機材を持ち歩いても負担が少なくとても便利でした。
駐車台数も車は104台駐車可能ですので、余程混んでいない限り停められないことは少ないと思います。
ですが、施設からはなるべくバスなどの公共機関の利用をアナウンスしていますので、混雑が予想される場合は注意が必要です。
「花田苑」入園の際の注意点
4月1日〜9月30日までは午前9時〜午後5時まで(土日祝は午後7時まで)
10月1日〜3月31日までは午前9時〜午後4時まで
ひとつ注意点ですが、最終入場時間は閉園の1時間前までです。
僕は一度、11月に3時10分頃到着し、入場時間を10分すぎていたため入れなかったことがあります。
これは完全に僕の確認不足のせいですので、行く時は入場時間を気をつけましょう。
紅葉シーズンの風景
ここからは僕が実際に花田苑で撮影した写真を紹介します。
こちらは入場口を入ってすぐ目の前に広がる光景です。
入り口の門をくぐると、一気に日本の「和」が広がります。
大きな池が広がり、その中心部や周りをキレイに剪定された木々が囲んでいました。
「これぞ日本庭園」という景色が広がり、とても美しかったです。
園内には風情のある架け橋が数本あります。
木製と石製の橋が池の上に架かっており、この橋を渡って奥へ進むことができます。
一番奥に見える建物は、花田苑に隣接する日本文化伝承の館「こしがや能楽堂」です。
埼玉県内唯一の屋外の能舞台があります。
能楽の体験教室などの催し物もよく開催されているそうなので、興味のある方は覗いてみるのもおすすめです!
紅葉といえば鮮やかな紅ですよね!
園内の至る所で秋を感じることができます。キレイに手入れされた木々にとても癒されました。
池の片隅には小舟が浮かんでいました。
ローピングしてあったので乗ることはできませんでしたが、なんとも良い雰囲気です。
すぐ隣に駐車場がある竹林コーナーです。
住宅街が広がっている場所ですが、それを感じさせない幻想的な空間でした。
ここは写真撮影のおすすめスポットです!
平日なら人のいない瞬間をカメラで狙えるスポットですね。
一番高い位置には小さな滝が流れていました。
岩を流れ落ちていく小さな滝を眺めていると、つい時間を忘れてしまいそうです。
また、この位置からは園内一面を見渡すことができますので、広角での写真撮影におすすめのスポットです。
写真撮影のロケ地に最適
花田苑は写真撮影のスポットとしてとてもおすすめです。
今回は紅葉シーズンに伺いましたが、春夏秋冬いつでも見どころのある庭園だと思います。
桜の季節や雪化粧の日本庭園にもぜひ訪れたいと思えるロケーションでした。
「カメラを買ったはいいけど、何を撮ったらいいのか分からない」という方は、ぜひ一度訪れてみてください。
写真撮影の練習の場としても気負わずチャレンジできる場所だと思います。
紅葉スポットとして派手さはないかもしれませんが、落ち着いて秋を楽しむにはとてもおすすめの場所です。