カメラを買ったら最初に覚えたい写真のぼかし方|絞り優先モードで簡単に撮れます

イルミネーション スマホ
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今カメラを持っているみなさんは、なぜ高いお金を払ってカメラを買ったのでしょうか?

スマホよりキレイな写真を撮るため?

子供の写真を残すため?

理由は人それぞれだと思いますが、僕は背景をぼかしたボケ写真を撮りたかったというのが理由のひとつです。

せっかく高いカメラを使うからには、プロのように背景がかっこ良くボケた写真を撮ってみたいですよね!

初心者の方でも、カメラの「絞り優先モード」という機能を使えば、簡単にボケ写真を撮ることができます。

この記事では、【絞り優先モードの使い方】【背景をぼかすためのコツ】を紹介していきますので、かっこいいボケ写真の撮り方をマスターしてください。

設定とポイントさえ分かれば、誰でもキレイなボケ写真を撮ることができますよ。

ポチかめ

僕も最初に覚えた撮影モードが「絞り優先」です。

使い方も簡単ですし、キレイなボケ写真が撮れるようになります。
サクッと覚えちゃいましょう!

目次

絞り優先モードの効果

写真をぼかすには、F値(絞り値)の数値をどう設定するかが、非常に重要なポイントになります。

絞り優先モードはカメラの撮影モードのひとつで、F値(絞り値)を任意の数値に設定すれば、カメラが他の設定を自動で調節してくれるとても便利な機能です。

  • F値の数字が小さいほどボケやすく、ボケ味の強い写真になります。
  • F値の数字が大きいほどボケにくくなり、写真全体にピントが合った写真になります。

簡単に言えば、このF値の数字によって背景のボケ具合が変わります。

絞り優先モードでボケ写真を撮る場合、自分で設定するのはF値だけですのでとても便利。

誰でも簡単に背景をぼかした写真を撮ることができます。

「絞り優先モード」を使えば誰でも簡単に写真をぼかせる

  1. 簡単に背景をぼかした写真が撮れる
  2. カメラを自分で操作している感覚を簡単に味わえる
  3. F値(絞り値)・シャッタースピード・ISO感度を理解できる

カメラにはいくつかの撮影モードが搭載されています。

初めはカメラ任せのオートモード(P)で撮影していることが多いと思いますが、初心者だからこそ「絞り優先モード」の使い方をマスターすることが写真上達の第一歩になるでしょう。

ポチかめ

せっかくカメラを買ったならオートモードだけじゃもったいない!

一眼カメラの便利な機能を活用しましょう。

僕も初心者のうちに覚えましたが、とても簡単に背景ボケの写真を撮影できました。

まずは、絞り優先モードを覚えるとどんなメリットがあるのかをお伝えしていきます。

スマホでは撮れない「背景をぼかした写真」を撮れる

絞り優先モードを覚えるメリットは、なんといっても被写体が引き立つ「背景ボケの写真」を簡単に撮れるようになること。

イルミネーション キラキラ

こうした写真は、絞り優先モードを使うことで簡単に撮れるようになります。

背景をぼかす効果は、メインの被写体を引き立たせることです。

そうすることで、写真を一目見ただけで、これは何をテーマにした写真なのかが分かりやすくなるんです。

そして、なんといっても背景がボケた写真はオシャレでかっこいい

「映える」写真とは、まさに「ボケを使った写真である」と言っても過言ではありません。

ポチかめ

スマホアプリでボケ加工もできますが、カメラの自然でキレイなボケの方が僕は好きです。

下の写真は部屋のインテリア写真です。

背景がボケているとオシャレに見えませんか?

ただ背景をぼかしただけで写真の印象がガラリと変わりますよね。

カメラを自分で操作している感覚を簡単に味わえる

スマホのカメラと違って、カメラにはいくつもボタンやダイヤルが付いています。

なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、絞り優先モードなら初心者の方でも簡単に使えます。

オートモードで撮影するよりも、「自分でカメラを操作して写真が撮れた!」という感覚が味わえるので、写真を撮るということが楽しくなるはず。

写真の出来栄えだけでなく、カメラ・撮影そのものを楽しめる感覚を、気持ちが新鮮な初心者のうちに味わっておくことが私の経験上とても大切なことだと思います。

F値(絞り値)・シャッタースピード・ISO感度を理解できる

写真を適正な明るさで撮影するには

  • F値(絞り値)
  • シャッタースピード
  • ISO感度

この3つの設定を適正値に設定する必要があります。

絞り優先モードでは、そのうちのF値(絞り値)を自分で設定すれば、後の調整はカメラが自動で行ってくれます。

撮影していく中で、どのくらいの明るさで、F値の設定がどんな時に、シャッタースピードがどのくらい変化するのかなど、カメラの適正露出にまつわる知識が自然と身に付いていきます。

今後いろいろな撮影方法を覚えていく際に必要な知識になりますので、手っ取り早く理解するには絞り優先モードから始めるのが1番おすすめです!

背景のぼかし方

背景をぼかすための手順を解説します。

  1. 絞り優先モードを使う
  2. F値(絞り値)を小さく設定する
  3. 被写体と背景の距離を離す
  4. ズームレンズの場合は一番望遠側に設定する
  5. 被写体にできるだけ近づく

カメラの設定と撮影する際のポイントさえ押さえておけば全然難しくありません。

1つずつ解説していきます。

絞り優先モードの設定方法

まずはカメラの撮影モードを「絞り優先モード」に設定します。

カメラの上部に「M・A(Av)・S(Tv)・P」と書かれたダイヤルがあると思います。

このダイヤルをA(もしくはAv)に合わせると「絞り優先モード」で撮影することができます。

これで撮影モードの切り替えができました。

F値(絞り値)を小さく設定する

F値(絞り値)をなるべく小さく設定すると写真がぼけやすくなります。

絞り優先モードに設定したら、F値を設定するダイヤルを回してF値(絞り値)を変更します。

F値 ダイヤル カメラ

上の写真のカメラの場合、ピンクで囲った部分のダイヤルを回すとF値を変更することができます。
※カメラによって操作ダイヤルが異なります。お使いのカメラのF値変更操作をおこなって下さい。

F⚪︎.⚪︎という数字が変更されますので、一番小さい数字になるようダイヤルを回します。

F値(絞り値)を小さくすればボケが強く、大きくすればボケが弱まります。

好みや状況に合わせてF値の設定を変更してみましょう。

被写体と背景の距離を離す

被写体と背景の距離が離れているほどボケやすくなります。

被写体を決めたら、できるだけ背景から話して構図を決めるのがポイントです。

また、被写体と背景の色が同色にならないように構図を決めると、より一層被写体が際立ちますので試してみてください。

ズームレンズの場合は一番望遠側に設定する

ズームレンズの場合、一番望遠側(一番ズームした状態)にして撮影します。

これも背景をぼかしやすくするポイントになります。

カメラを購入する際についてくる望遠キットレンズでも、望遠側に設定することでキレイなボケを作り出すことが可能になります。

被写体にできるだけ近づく

撮影する際はできるだけ被写体に近づいて撮影します。

こうすることでよりボケやすくなるからです。

ここで注意ですが、レンズによって近づける最短距離が決まっています。

あまり近すぎるとピントが合わなくなってしまいますので、ピントが合うギリギリの距離を見つけることがポイントです。

この時にも被写体と背景が近いとボケづらくなります。

あまりボケない場合は背景との距離が離れるよう、被写体周りの構図や配置を変えてみましょう。

前ボケも効果的

ジッポ 前ボケ

被写体とカメラの間に物や花などを入れて、「前ボケ」を作ることもできます。

そのままでは写真が寂しくなる場合などに前ボケを入れると効果的です。

撮影時のポイントは、カメラのすぐ前に前ボケさせたい対象物が来るようにすることです。

前ボケの対象と被写体の距離を空けることと、カメラのすぐ目の前に対象物を持ってくることでボケが強くキレイになります。

単焦点レンズは大きくボケる

クラシックカメラ部

大きくキレイなボケ写真を撮るなら、単焦点レンズを使ってみるとその描写力に感動するはず。

単焦点レンズとは

ズームレンズのようにその場でズームができず、焦点距離が決められたレンズのことです。
ズームレンズに比べて、

  • 写りが良い
  • よくボケる

という特徴がありますが、焦点距離の変更ができないというデメリットがあります。
被写体の場所によって、自らの足で近づいたり離れたりして構図を決める必要のあるレンズです。

【単焦点レンズでの作例写真】

単焦点レンズは被写体の構図に合わせて自分が近づいたり離れたり動く必要があるので、ズームレンズよりも不便なレンズと言えます。

ただ、単焦点レンズの魅力にハマると何本も所有したくなる悪魔のレンズ。ズームレンズしか使ったことがない方は、1本試してみてはいかがでしょうか。

最初の1本は焦点距離が50㎜前後のものをよくおすすめされます。

これくらいの距離が人間の目で見た景色に最も近い画角になるので、違和感のない自然な写真を撮ることができますよ。

せっかくレンズ交換式のカメラをお持ちなら、レンズを付け替えながら撮影を楽しんでみてはいかがですか?

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このブログを運営している人

「撮るを楽しむ」をモットーに写真撮影をおこなっています。
愛車のSR400にまたがり、一眼カメラを持ってフォトツーリングへ。

このブログでは、カメラ機材のレビューや作例写真などをアップしていきます。

スマホではなく「カメラ」で写真を撮る楽しさを伝えられたら嬉しいです。

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